便秘は何も生活習慣や食生活、ストレスだけが原因ではありません。
もちろんこれらが最も多い原因ではありますが、
そのほかにも確かに要因はあります。
何かほかの病気が原因の場合がそうです。
便秘は女性のほうが男性よりも少しだけ多いといわれていますが、
それは女性に特有の病気が便秘を引き起こしてしまうことがあるからです。
ここでは、その婦人科疾患の中でも最も頻度が高い病気について述べます。
子宮筋腫の病気は、
過多月経それに伴う貧血や下腹部のしこりで見つかる場合が多い病気ですから、
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
子宮筋腫が大きくなると圧迫症状が前面に出てくることがあります。
圧迫される場所によりさまざまな症状がおこります。
膀胱を圧迫すると、膀胱内に尿のたまる量が極端に少なくなって、
頻尿状態になることがあります。
そして、直腸を圧迫すると便秘状態になる人もいるのです。
治療は手術治療になるか、
内科的治療(ホルモン療法など)になるかのポイントは、
子宮筋腫の大きさと症状の程度および
年齢を考えに入れて主治医と相談して決定されるようです。
手術方法は子宮全部を摘出する方法と、筋腫のみを切除する方法があります。
手術方法により、メリット、デメリットがありますので、
主治医にくわしく説明を受ける必要があります。
ほとんどの便秘は個人の生活改善で治せますが、
このように自身の力ではどうにもならない病気が原因になっている場合もあります。
この場合、一般的な便秘の症状に別の症状が併発することがほとんどです。
気のせいだろうか、と流したりせず、
少しでも通常の便秘にしてはおかしい症状を自覚したら、
早急に医師の診断を受けるべきです。
安易な判断は、時に取り返しのつかない病気を招きます。